2017年9月16日土曜日

青島理工大学との交流 H29.9.11~14

労山にて

  9月11日。中国東方航空で昼過ぎに青島空港に到着すると、青島理工大学の唐先生と二人の学生、燕さんと孟さんが出迎えてくれた。マイクロバスで郊外の「労山」に向かい、その日は道教のお寺「太清宮」を見学。

 行列が通り過ぎた
 
 12日は、中国語の達者な荒武先生の案内で、青島市内を巡る観光。2万歩を超えるウォーキングデーになった。
 
小魚山公園からの絶景
 
 天守教会前は結婚前撮りのカップルだらけ
 
桟橋からの景色も最高!
 
  13日の午前中は、密かに楽しみにしていた青島ビール工場博物館へ。もちろん、できたてのビールを試飲。
 
ビール博物館
 
 
  13日午後は、青島理工大学外国語学院の日本語教室の先生や生徒さんと交流会。井戸先生による「ドイツ兵捕虜の文化活動」、三隅先生による「演劇知と日本語教育」の二つの講演のあと、質疑応答があり、活発な話し合いが行われた。その後、会場の「1897光影」というドイツ建造物の見学をし、青島の日本語教育に携わる先生方と夕食を共にして交流を深めた。
 
 唐先生挨拶
 
 
井戸先生の講演
 
質疑応答
 
  14日、最後の日は、日本語学生の燕さんにガイドをしてもらって、まず、五四広場に行き、それから即墨路小商品市場という有名な雑貨市場を見学し、最後に、天守教会の坂道にあるスーパーマーケットでお土産を買ってホテルに戻った。そこで、お世話になった燕さんと別れ、タクシーで空港へ。手荷物検査でトラブったものの無事帰国。
 
五月の風モニュメントの前で
 
 三泊した黄海ホテル。20階の窓からの景色は抜群。
 
   初めての地、青島は、白い壁にオレンジの屋根の建物が連なる地中海沿岸のリゾート地のような予想以上に美しい街だった。ドイツ時代の建造物の保護管理がしっかりなされており、観光都市として景観に気を遣っていることが分かる。古い建物と現代の高層建築が共存する景色が印象に残った。
  徳島には、鳴門の坂東俘虜収容所を舞台にする日本映画「バルトの楽園」で描かれた、戦時における日本人とドイツ人の交流という徳島の誇りとなる歴史がある。その俘虜のドイツ兵達は、徳島に来る前には青島で活動していたというつながりを井戸先生の講演により青島の先生方に知ってもらえて良かった。これを機会に、青島理工大学と徳島大学の交流が今まで以上に密になればいいなと思う。とりあえずは、来年、徳大に短期留学を予定しているという先生に、是非美波町まで足を運んでもらおうと考えている。


 

ベトナム人学習者と歓迎交流会 H29.9.9

会の終わりに記念撮影

  9月25日から美波日本語教室も始めることになりました。学習者は、ベトナム人のフエンさんとヒエンさん。お二人は、M縫製工場に勤める技能実習生です。7月のウミガメ祭りに行った浴衣着付け体験イベントに参加してくれたのが縁で、日本語を学びたいということが分かり、工場の社長さんも応援してくれて日和佐で日本語学習を始めることになりました。

 本日は、はまひるがおに場所をお借りして、教室開始前の歓迎交流会。ハーモニーのメンバーに加えて、新聞でハーモニーの活動に興味を持って見学においでたHさんも参加してくれました。最初は、自己紹介。それから、ベトナムの二人への質問コーナー。分かりやすい「やさしい日本語」でのやりとりになりました。その後、アクティビティは、折り紙。今回は、万国旗の模様が出る「鶴」と前回に続き3枚の色紙で作る「コマ」。わいわい教え合いながら、みんなで作りました。ヒエンさんは手先が器用で、日本人の折り紙を手助けしてくれる場面も。折り紙の後は、トランプ。「ばば抜き」と「ドーナツ」をしました。2時間があっという間に過ぎ、記念撮影をして解散となりました。これから、N3合格を目指す二人を応援していきたいと思っています。

 
 

左の二人がベトナム人学習者

楽しくトランプ