TOPIA(徳島県国際交流協会)主催の国際理解支援フォーラムに参加した。
第1部は、「半世紀に渡る世界の国々との関わりの中で ~人口減少社会における外国人の受け入れと異文化理解~ というテーマの講演だった。講師先生は、NPO法人和食文化とおもてなし促進機構理事長で、これまでデンマーク、ウクライナ、キルギスをはじめとして、政府機関、ビジネス及び民間交流の様々な分野で活躍されてきた徳島市出身の青木弓夫氏。半世紀を超えるご自分の経験から世界における今の日本について感じていることを話された。日本が人口減少社会で生き残るための4つの方策①女性の働き手を増やす ➁65,70と退職年齢を上げる。 ③海外からの人材 ④AIの活用 には、納得性があった。今更ながら、これからの人口減少が慮られた。私が一番聞きたかった副題の「外国人の受け入れ」については、上の中では③であるが、後半で話され、ドルトイ・ジャパンというキルギスの会社の社長もされていて、キルギスで日本語を学ぶ若者を毎年500名ぐらい日本に送り込みたいこと、日本語学校を徳島にも作りたいということ、等具体的な取組について語られた。いろんな試みが進んでいるのだなあと分かった。
第2部は、国際理解プレゼンテーションで、在住外国人が講師となり、一人目は、韓国のチャ ゼジョンさん、二人目は、インドのアパルナ マタレさんが話をしてくれた。徳島に住むようになって、最初に戸惑ったことや困ったこと、どのように対処してきたか、経験からのアドバイスなどいろいろな話を聞くことができた。
アパルナさんの話
第3部は交流会。ティーパーティーの形で、知り合いやら初めての人やらと話した。ヨガの呼吸法を教わったり、インド舞踊を見せてもらったりした。交流会の終わりに、少し時間をいただいて、美波町の地域日本語教育スタートアップ事業について、美波町に日本語教室ができたこと、2月の12日に「やさしい日本語」講演会をすること、など美波町での多文化共生に向けての取組について伝えることができてよかった。あっという間の午後、有意義な時間を過ごし、心豊かに美波町に帰ってきた。
交流会