美波町における地域日本語教育スタートアップ事業も3年目、いよいよ最終年度に入りました。昨日19日には、シニアアドバイザーの西原先生、アドバイザーの松岡先生、システムコーディネーターの三隅先生のご臨席のもと、キックオフ会議が開かれました。美波町役場からは副町長をはじめ政策推進課、学校教育課、社会教育課の各課長さん、司会の川西コーディネーターの5名、県国際企画課、南部県民局、市立高校から各1名、ハーモニーから自分を含め5名の13名の出席があり、総勢16名で実りあるスタートの会を持つことができました。
会議の進行は次の通りです。
1 開会の言葉
2 はじめのあいさつ(副町長)
3 参加者紹介(川西C)
4 平成29年度までの事業報告及び
平成30年度事業計画について(遊亀C)
5 今後の検討会議(司会三隅SC)
6 まとめ
7 閉会の言葉
何が実り多かったのかというと、5の検討会議です。三隅先生がファシリテーターとなって、4つのグループに分かれて話し合い、話し合ったことをまた全体で共有するという形で行いました。テーマは、ハーモニーの活動についての意見・感想に始まり、事業終了後の予算の獲得について、3年間の事業をどうまとめるか、事業の継続と多文化共生のまちづくりについてで、これからの喫緊の課題として、4の報告の中で取り上げられたことです。様々な観点からたくさんのことが話され、これからに生かせる有意義な検討会になりました。手短に言うと(手短には言えない内容ですが)、予算については、町からの補助金の他に①民間財団の助成金②賞をねらう③新しいビジネスなどの提案がありました。今年、美波町から10万円の補助金を獲得したのは素晴らしいと西原先生に褒められたのが意外で、うれしかったです。まとめ方については、様々な意見を聞いて、今は冊子と動画の二本立て(できればその報告会もする)という感じでいこうかなと考えています。
最後に、多文化共生の町についてのイメージを参加者の全員で出し合いました。一人一人の考えはそれぞれに納得性があり、同じ思いの仲間がいることを心強く思いました。連携しながら、建前でない本音のところで「多文化共生のまちづくり」に取り組んでいきたいと思っています。西原先生、松岡先生には、遠い横浜、岩手からお越しいただき、今回もいろいろな事例のお話やアドバイスをありがとうございました。事業終了後を見据えながら、30年度も頑張っていくつもりですので、後1年よろしくお願いいたします。
余談。先生方を新事務所のできる同窓会館にご案内しました。もちろん、「ハーモニーガーデン」も見ていただきました。ちょうどバラの花が咲いていて良かったです。会議の後は、今年できた「みなみ食堂」で昼食をとり、お昼の汽車で帰られました。先生方、そして、会議に参加してくださった皆様、お疲れさまでした!
先生方
昼定食、これにデザートがついて1500円は安い!
薬王寺前R55沿いです。絶対お薦め!