2017年10月9日月曜日

秋祭りの日、とくしまキャラバン隊と地域の人で町歩きイベント  H29.10.7

Fグループで~す!
 11時前に、続々と参加者がこども園前の道路に集まってきた。日和佐観光ガイドボランティア5名、ハーモニー5名、日和佐中学生4名と引率の先生、美波町在住の英語助手の先生2名と日本語教室のベトナム人2名。美波町で出迎える地域住民は合計19名。そこへ、徳島キャラバン隊のバスが到着し、徳島大学の留学生13名と徳島市立高校生6名と引率の高校の先生と徳大の三隅先生とNさんの合計22名が降りてきた。総勢41名が6つのグループに分かれ、町歩きを開始。
 最初にグループ分けをして、各グループで自己紹介をし、一つ目の目的地、城山へ登り始める。Fグループだけ観光ガイドさんはおらず、私がガイドを兼ねることになっている。ガイド用の説明資料を携えての町歩き、にわかガイドで我慢してもらうしかない。港にかかる橋から見る景色が美しく、まずは何枚かの写真を撮る。メンバーそれぞれに気に入った1枚の写真について後で発表することになっているので、まめにタブレットに写真を貯めていく必要があるのだ。

林の道
 
 城山を登り始めると、木陰も多くなり、おしゃべりをしながら歩いて行く。「空気がきれい!」と留学生。「山の空気はおいしいね」というと、「空気もおいしいって言うの」という質問が来た。「おいしい水、おいしい空気、という言い方ができることを説明した。中国には空気がおいしいとは言わないことが判明。Fグループは、日本人は私と高校生の二人で、後はベトナム(1)、台湾(1)、中国(2)の6人。今回のキャラバン隊は、中国、台湾が13人中10人で、日本語がかなりできるので、ガイドはやさしい日本語ですることになっており、通訳も入らない。
 
 日和佐城 到着
 
 お城からの眺め
 日和佐城に登り、最上階から四方の景色を眺める。「向こうに見える白い建物が今日泊まるホテル」「あれは、さっき渡った橋ですか」「あの赤い橋が厄除け橋。後で渡ります」「海がきれい!」「川が海につながっています」「ここは日和佐川の河口、川が海に注ぐところです」「どんな魚がいますか」「ここらは、海の魚も川の魚もいますよ」等々。話をしながら、ばしばし写真を撮る。満ち潮らしく流れは上流に向いていた。お城の下の駐車場でグループ写真を撮ってもらい、城山を後にした。
 
 お昼はうどん
 
DEFの3つのグループは、先にお昼にする。セルフのうどん屋さんで、500円も出せば、トッピングもしておなかいっぱい食べられる。「おなかもふくれたし、さあ歩くよ」と言うと、「おなかはがふくれるって?」と尋ねられた。「おなかがいっぱいになる」「満腹になる」と同じ意味といいながら、ふくれたおなかを見せて笑いながら、薬王寺に向かう。
 
 手水舎
 
薬王寺では、まず、お手水の仕方を説明。女厄坂、男厄坂と登り、本堂へ。
 
 大師堂
 
 本堂にお詣りしてから太子堂へ。ここでは、順番に鐘をついてお詣りする。
 
 ゆぎ堂
 
 
 
 町を見下ろす
 
 
還暦厄坂を登り、ゆぎ塔に到着。塔の上に上がって、日和佐の町の景色を見下ろす。空が曇っているので、海が白っぽいのがちょっと残念。それでも、「とってもきれい!」という声。明日は晴れの予報なので、もっと真っ青な海が見られるよ。
 
 本町のちょうさ
 
 東町のこどもみこし
 
 新名所?
 
  
薬王寺から桜町通りを通って、日和佐浦の集落に向かう。途中で町回りをしている、桜町、本町、西町、東町のちょうさに会った。ガード下に最近できたばかりの新名所?(インスタグラム用の写真ポイント)に立ち寄り、皆でポーズ。
 
 茶房「たにひょう」
 
  十一屋

 お蔵
 
厄除け橋を渡って、古民家ツアーを開始。まずは、古民家宿「日和佐」、それから本町通りに出て、茶房「たにひょう」のつもりが、ちょうさが道をふさいで入れなくて、コースを変え、先にお寺巡り。観音寺のぼけ封じの観音さんと弘法寺の法印さんを見る。ついでに梛の木の話。それぞれにお財布に梛の葉っぱを入れて、「お金と縁が切れませんように」とお願いする。もう一度引き返して、「たにひょう」へ。中に入って、天井の梁を見たり、棚の古い調度品を見たり。向かいは、昔ながらのおまんじゅう屋さん「十一屋」。ここで、今度は奥河のちょうさと行き合った。たにひょうのお蔵をながら、最終目的地「あわえ」へ。
 
 やれやれもう少し
 
「あわえ」は今は会社が入っているが、昔は「初音湯」という銭湯だった。一番乗りして、お風呂があった場所の机で作業を始めた。好きな写真を一人一枚選び、日本語と英語と中国語のキャプションをつける。到着したグループから作業をし、発表の準備をして、3時半からミニ発表会。スクリーンに写真を写して、30人がそれぞれに日本語(2人英語)で発表して、今日のタスクを終了した。みんなで玄関で記念写真を撮って、町歩きイベントはすべて完了。それぞれに帰途についた。
 
 ミニ発表会
 
 記念撮影
 
 
 
翌日の徳島新聞にこの日和佐の魅力発見町歩きイベントが掲載されました。
 

 


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