徳島大学国際センターと徳島市立高校は、4年前より美波町日和佐地区の秋祭に参加し、町のフィールドワークを地元のボランティアや中学生とともに行ってきました。その写真展と報告会が、徳大国際センターの1階ロビーで関係者が集まって開催されました。
私は、ボランティアの一人として2015年には個人で参加、2016年(昨年)は、ハーモニーのメンバーとして参加しました。そのときに一緒に歩いた留学生の何人かと久しぶりに会って話し、皆さん元気そうでなによりでした。一昨年、うちで1泊のホームステイをした中国人のF君にも会い、近況を聞くことができました。国際センターの日本語研修を終えた留学生は、本科や研究室に入り、ネイティブの日本語と格闘しています。自分の選んだ道を頑張って進んでいってほしいです。
写真展には、徳大の他の学生さんや一般の人も見に来られていました。
これが私の一番好きな写真です。2017年の日和佐八幡神社の祭りカレンダーにも12枚の1枚として選ばれました。報告会では、集まった学生さんが一番好きな写真を一枚選び、その写真を選んだわけや祭りの思い出を話してくれました。会に参加したみんなで共有できることも多く、伝統的な日本の祭りの輪が世界に広がった瞬間でした。
日和佐のちょうさ保存会の二人から、この秋祭りが日本の祭り大賞の「ふるさとキラリ賞」に選ばれたという嬉しい発表がありました。日本の伝統的な祭りの中には、地元の者以外は受け入れない、まして外国人は・・・という閉じた祭りも少なからずあると聞きますが、日和佐秋祭りは、日本人、外国人を問わず他地域の人々にも参加して楽しんでもらうことで、過疎化でちょうさ(みこし)の地元の担ぎ手が減る中でも、昔ながらの賑やかな勢いのある祭りを継承していこうとしています。そのことが「ふるさとキラリ賞」受賞の理由の一つになっています。今年も必ず参加します!と市高生の男子が宣言してくれました。本年も10月7日と8日に、日和佐八幡神社の秋祭りが行われます。今から楽しみです。
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