2017年7月30日日曜日

木岐日本語教室1(全9回)終了   h29.7.24

張さんと楊さん 浴衣着付体験の日に

木岐地区で始めたお試し日本語教室が終了した。全10回の予定が、2人の仕事の都合で9回になったが、熱心な学習ぶりに教えているこちらの方が励まされた3か月だった。学習者も教える側もゼロからのスタートであり、共通語がないという不自由さを筆談や絵を描くことやスマホの翻訳に頼りながら、できるだけやさしい日本語を使って学習を進めた。9回の中には、地域の人と触れ合う交流体験が4回。「大浜クリーンビーチ」にボランティアで参加したり、浴衣着付け体験をした後うみがめ祭りを見たり、地域の人ととの交流会をしたりした。自己紹介をしたり、尋ねられた時に自分のことについて話すことはできるようになって、少しは日本語の世界を広げることができたかなと思う。「買い物」に関する学習をしたが、「賞味期限」など実生活で生かせるといいのだが。ずっとハーモニーのkさんがT Tで参加してくれたので、ペア学習ができたし、感想のコメントももらえてありがたかった。進めている本人には気がつかないことがあるので参考になった。次は、9月から、2期を始める。8月中に考察・課題をもって、二人のための学習計画を作りたい。

 

2017年7月23日日曜日

台湾高校生、美波町にてホームステイ H29.7.22

 
薬王寺。 まずは、手水から

徳島文理大学夏期日本語・日本文化研修のために徳島を訪れている台湾の高校生達がホームステイのために美波町にやってきた。日和佐観光ボランティアガイドの方や南部県民局の方といっしょに留学生に日和佐の町を紹介する町歩きをした。まずは、薬王寺。
 
寺の境内
 
 
 厄を祓う
 
薬王寺から大浜海岸に向かって歩く。厄除け橋を渡るとき、「きれいな川」という留学生からの声。思わず「これは、日和佐川です。」と対応。
 
ガイド中。
 
 
八幡神社に到着して、ソフトクリームをいただく。暑い日なので、最高においしかった。ごちそうさまの後は、うみがめ博物館「カレッタ」へ。高校生達は、様々な種類の亀に興味津々で見学。気に入った亀は、スマホで写真に。亀さんのふれ合い体験もあった。
 
博物館の中で
 
プールで泳ぐ亀さん
 
 サテライトオフィスに戻り、ホストファミリーとご対面。私のうちにも女の子が二人。まだ4時なので、少しドライブ。山河内の白沢村へ芙蓉の花畑を見に行く。赤い大きな花がかなり咲き始めているが、まだ5,6分くらいかな。隣の錦鯉の池でえさやり。今日も鯉のおしくらまんじゅうを見た。
 
芙蓉の赤い花
 
 
鯉にえさやり
 
一緒にスーパーで買い物をして、今夜はたこ焼きパーティー。いろいろ話が弾む。暑い中、2時間の町歩き、お疲れ様!残り少なくなってきた徳島での日々を楽しんでね。美波町のことを台湾でも話題して、思い出してくれるとうれしいです
 
 

2017年7月16日日曜日

居住外国人のための うみがめ祭り浴衣着付けイベント   H29.7.15




八幡神社の鳥居の前で記念撮影
 

12日、着付けの先生と浴衣の点検作業完了

 7月15日、晴れ、日和佐うみがめ祭り当日。会場の東町公民館の2階に続々と着付け体験の参加者が集まってきた。最初に、木岐在住の中国人の2人。次に、モンゴル人の3人。ご主人や子どもさんもおいでて、下の和室で待機してもらう。余分にそろえた浴衣の中から好みの浴衣を選んでもらい、着付けの先生を中心にどんどん着付けていく

着付け中


モンゴルの二人 お似合いです!
カナダの彼女は、自分で着付け!すご~い


台湾から4人 いいね!


着付けの後は、折り紙やうちわ作りをしながら待ちます。

 皆の着付けが終わったら、下で待ってもらっていた男性軍にも入ってもらい、輪になってみんなで一言自己紹介。それから、これからのイベントの流れを説明。その後、涼しい部屋で前もって「茅の輪くぐり」の意味とか、くぐり方の説明をしました。さあ、暑い外へ、レッツゴー!
 
まずは、全員写真
 
 

茅の輪くぐり



ベトナム人4人


豊栄の舞
 
 
かめみこし
 
 
 神事が始まった大浜を離れて、今日の立ち寄り場所「はまひるがお」で一休み。
二階の展示を見たり、けん玉で遊んだり、お茶を飲んだり。4時前に大浜に戻り、亀の放流を見学。昨年、極端に亀の上陸数が少なかったため、放流する子亀がいなくて、今年は、タイマイ。大亀だった。毎年、「また、戻ってきてね!」と子亀を送り出すのに、今年は「もう戻ってきません。さよならです。」という放送があった(笑)。放流を最後まで見てから公民館に戻る。
 
はまひるがおにて
 
中国人2人
 
モンゴル、カナダ、スウェーデン
 
ALTの先生と
 
海亀の放流
 
ゆっくり海へ
 
 公民館に戻り、浴衣を脱いで後片付け。5時からのうみがめフェスティバルについて説明をして、メールの交換や記念撮影等をして解散。参加者が去った後、残った者で会場の後始末を終え、公民館の鍵を返して、着付け体験イベントは終了。荷物を家に持ち帰り、ざっと整理してから、フェスティバルの会場へ行き、先に来ていた張さんと楊さんとおちあう。3人でイベント会場のステージで阿波踊りを見たり、桜町通りを歩いて夜店を見て歩いたり。夕食を済ませ、木岐に送ったら、8時過ぎだった。
 
公民館へ戻る
 
浴衣をたたんで片付け
 
美波町在住の中国人とベトナム人の初めての出会い
 
フェスティバルの会場でゆるキャラと記念撮影
 
夜店にて
 
 
 フェスティバルの会場で参加者の誰かから緊急電話がかかるかも・・・と一応心づもりはしていたけど、そんなこともなく、木岐の二人にもお祭りをしっかり味わってもらって長い1日が終わった。20人を超える参加者があり、だいたい予定通りにイベントを実施できたのは、ボランティア10人の協力のおかげである。初めて着物を着たと喜んでくれる参加者も多く嬉しかった。残念だったのは、協力ボランティア以外の地域の人との交流がほとんどなかったこと。フェスティバルでそれぞれに祭りを楽しみながら町の人と交流してくれるといいのだけれど。祭りに参加している外国人は確かに増えている。外国人と接触する機会を増やして、多文化共生が当たり前の町をめざしたい。今回、初めて美波町在住のベトナム人技能実習生と会い、日本語教室で日本語の勉強ができることを伝えた。4人のうち2人はやる気がありそうな感じ。企業と相談したり、ニーズ調査をしたりして、できれば9月からと思っている。実現すれば、大きな前進だ。
 
 
 

 

2017年7月3日月曜日

中国人学習者と歓迎交流会   H29.7.2


歓迎&交流会

  5月から木岐で始めたお試し日本語教室の学習者は、中国人の二人。今日は、ハーモニーのメンバーらに集まってもらっての交流会。ねらいは、二人を歓迎する楽しい会をして、顔見知りを増やすこととこれまでの学習の成果を試すこと。この会は、二人にとって体験的な日本語学習の場となる。
交流会のプログラム

 まずは、自己紹介から。練習してきた紹介の言葉を自信をもって言えた。思わず拍手。日本人の参加者7人もそれぞれに自己紹介。その後は、日本語学習メインのQ&Aの時間。二人が質問をどれだけ聞き取り、どれだけ答えられるか・・・予想していた質問は「日本の好きな食べ物は?」「中国のどこから来たの?」「どのくらい日本に住んでいるの?」など、二人は次々にクリアー。私とKさんは二人の受け答えにやったあという気持ち。難しい質問には助け船を出したり、誰も分からなくて筆談やスマホを使ったり。二人が独身だと思い込んでいた他の人は、それぞれ二人子どもがいることを聞き出してびっくりしていた。二人とも自分で自分のことを伝えるために頑張っていた。💮
 
 
 
 
 
次は、アクティビティ。誰も中国語が話せないので、細かな言葉のやりとりはできないから、見て分かる折り紙のコマ作り。ネットからとった折り方の説明も参考にしながら、一応折れる私が説明しながら進めた。3枚の折り紙を使って仕上げまで。張さんと楊さんは、器用にこなし二つコマを折った。二人の子どものことを思っているのかも。
 


 
  「漢字カード」を使ったゲームは、時間が押してきたのでやめて、最後は、トランプをして遊ぶ。私とKさんが中国の二人とペアになって、まずは「ばば抜き」。同じようなカードゲームが中国にもあるという。次は、「七並べ」。これは、初めてらしいが、すぐにルールを理解して途中からは一人でできた。しかも、一番に上がったのが楊さんで、二番が張さんだった。
2時間があっという間にすんで、時間が過ぎたことをわびながら、最後はあわてて、みんなで片付けをして終わり。
 
 
 
 
 
 




  新聞で興味を持って見学に来たYさんも一緒に参加してしてくれた。学習者の二人には、いつもと違う場所で初めて会った日本人と交流するいい機会だった。二人が手作りして持ってきてくれた豚まんを土産にもらったのだが、カボチャ、豚肉、ネギ、ショウガなどが入っていて本場の味?だった。