2017年7月16日日曜日

居住外国人のための うみがめ祭り浴衣着付けイベント   H29.7.15




八幡神社の鳥居の前で記念撮影
 

12日、着付けの先生と浴衣の点検作業完了

 7月15日、晴れ、日和佐うみがめ祭り当日。会場の東町公民館の2階に続々と着付け体験の参加者が集まってきた。最初に、木岐在住の中国人の2人。次に、モンゴル人の3人。ご主人や子どもさんもおいでて、下の和室で待機してもらう。余分にそろえた浴衣の中から好みの浴衣を選んでもらい、着付けの先生を中心にどんどん着付けていく

着付け中


モンゴルの二人 お似合いです!
カナダの彼女は、自分で着付け!すご~い


台湾から4人 いいね!


着付けの後は、折り紙やうちわ作りをしながら待ちます。

 皆の着付けが終わったら、下で待ってもらっていた男性軍にも入ってもらい、輪になってみんなで一言自己紹介。それから、これからのイベントの流れを説明。その後、涼しい部屋で前もって「茅の輪くぐり」の意味とか、くぐり方の説明をしました。さあ、暑い外へ、レッツゴー!
 
まずは、全員写真
 
 

茅の輪くぐり



ベトナム人4人


豊栄の舞
 
 
かめみこし
 
 
 神事が始まった大浜を離れて、今日の立ち寄り場所「はまひるがお」で一休み。
二階の展示を見たり、けん玉で遊んだり、お茶を飲んだり。4時前に大浜に戻り、亀の放流を見学。昨年、極端に亀の上陸数が少なかったため、放流する子亀がいなくて、今年は、タイマイ。大亀だった。毎年、「また、戻ってきてね!」と子亀を送り出すのに、今年は「もう戻ってきません。さよならです。」という放送があった(笑)。放流を最後まで見てから公民館に戻る。
 
はまひるがおにて
 
中国人2人
 
モンゴル、カナダ、スウェーデン
 
ALTの先生と
 
海亀の放流
 
ゆっくり海へ
 
 公民館に戻り、浴衣を脱いで後片付け。5時からのうみがめフェスティバルについて説明をして、メールの交換や記念撮影等をして解散。参加者が去った後、残った者で会場の後始末を終え、公民館の鍵を返して、着付け体験イベントは終了。荷物を家に持ち帰り、ざっと整理してから、フェスティバルの会場へ行き、先に来ていた張さんと楊さんとおちあう。3人でイベント会場のステージで阿波踊りを見たり、桜町通りを歩いて夜店を見て歩いたり。夕食を済ませ、木岐に送ったら、8時過ぎだった。
 
公民館へ戻る
 
浴衣をたたんで片付け
 
美波町在住の中国人とベトナム人の初めての出会い
 
フェスティバルの会場でゆるキャラと記念撮影
 
夜店にて
 
 
 フェスティバルの会場で参加者の誰かから緊急電話がかかるかも・・・と一応心づもりはしていたけど、そんなこともなく、木岐の二人にもお祭りをしっかり味わってもらって長い1日が終わった。20人を超える参加者があり、だいたい予定通りにイベントを実施できたのは、ボランティア10人の協力のおかげである。初めて着物を着たと喜んでくれる参加者も多く嬉しかった。残念だったのは、協力ボランティア以外の地域の人との交流がほとんどなかったこと。フェスティバルでそれぞれに祭りを楽しみながら町の人と交流してくれるといいのだけれど。祭りに参加している外国人は確かに増えている。外国人と接触する機会を増やして、多文化共生が当たり前の町をめざしたい。今回、初めて美波町在住のベトナム人技能実習生と会い、日本語教室で日本語の勉強ができることを伝えた。4人のうち2人はやる気がありそうな感じ。企業と相談したり、ニーズ調査をしたりして、できれば9月からと思っている。実現すれば、大きな前進だ。
 
 
 

 

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