2017年5月26日金曜日

徳大講座 日本の食文化「漬物」について  H29.5.25

漬物の試食後、アンケートに答えています

 徳島大学の留学生とともに、「日本事情」の講座に参加させてもらった。最初に、簡単な自己紹介をして、次に石井町で漬物製造販売をしている丸井産業さんの人(名前を忘れた!)からクイズも入れながらの漬物ミニ講座が行われた。日本の食文化として、平安時代の昔から和食には「香の物」が必ず含まれていたこと、漬物は奈良時代に中国から伝わっていること、食物繊維は生の時より漬物にした方が増加すること、植物性乳酸菌が健康に良いこと等、漬物の歴史から栄養の話まで、日本人の私も初めて知ることも多くいい勉強になった。
 その後、いよいよ漬物の試食会。6種類の「田舎漬たくあん」「らっきょう(甘酢とピリ辛)」「野沢菜漬」「べったら漬たくあん}「福神漬」「梅干し」の6種類について留学生は味見をし、アンケートに感想を書いていく。会社としては海外市場で製品を売るための市場調査になるだろう。最後に、どの漬物が一番気に入ったかを挙手で聞いたとき、国によって好みが分かれるのでなく、個人の単位で違いが出ているように思えた。日本人でも味の好みは個人差が大きいから当たり前といえば当たり前の結果かもしれない。参加外国人の数が20人ほどなので、もっと大々的に行うと国民性も出てくるのだろうか。日本語で一生懸命感想を書く学生もいれば、割り切って英語で書く学生もいた。日本語でいろいろ話せて楽しかった。アンケートを書くのに少しはアドバイスできたかなと思っている。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿