2017年12月22日金曜日

日本語指導スキルアップ講座 H29.12.2

講師先生著作の日本語教科書

  TOPIA(徳島県国際交流協会)主催の日本語教育ワークショップに参加した。講師は、日本語教科書「できる日本語」シリーズの著者である嶋田和子先生。歯切れの良い語り口に引き込まれて、ちょっと長目の3時間半のワークショップはあっという間だった。百戦錬磨の日本語教室での豊富な経験がそのままワークショップでも生かされているのだろう。私たちが日本語学習者の立場で、こんな風に学習者に話をさせながら、学習者主体の教室を作ってこられたのだろうと思わせる講座の進行であった。駅の看板やお土産物のパッケージ、電車内の吊り広告など身近な生活の中から教室活動のタネを見つけることで、学習者が「話したくなる・学びたくなる教室」をめざそうというコンセプトがよく伝わってきた。実生活の中に日本語学習の素材はいっぱいあるのだから、それを発見する日本語指導者の目さえあれば、面白くて役に立つ授業を作ることができる。そして、これは、地域の日本語教室でも大いに生かされるはずだと感じた。まだまだ序の口、日本語教育の奥は深く、学ぶべきことは多い。家に帰って、早速「できる日本語」を購入した。研究して、実践で使ってみたいと考えている。


 

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