美術館にて
文化の森の近代美術館で、後期の日本語研修コースの留学生10人と多文化共生のまちづくり講座の受講生や日本語教育を学ぶ徳大生が一緒に美術鑑賞を行った。一つ目のタスクは、日本人と外国人留学生がペアになって、絵画の鑑賞。留学生が好きな絵画を選び、なぜ好きなのか理由を含めて、皆の前で日本語で発表する。私は、中国広州から留学生とペアになり、発表のお手伝いをした。広州は暖かくてほとんど雪が降らないということで、彼は静かな日本の雪景色の絵を選んだ。落ちついて発表ができてよかった。
好きな絵画を選んで発表
二つ目のタスクは、グループになって、劇になりそうな絵画を選び、自分たちでストーリーを作って、その絵の前でスキット(短い劇)をする。4グループそれぞれが想像を超える劇をして、絵画は観る人の受け取り方で全く違ったものに見えるという面白さを味わった。
タスクを説明する学芸員さん
ほっと一息、座ってます
午後は、徳島GGクラブ(通訳ボランティア)のイベント。メンバーのみなさんが加わり、留学生を囲んで留学生1人と日本人2人が一緒に特別展の「廣島晃甫回顧展」を観た。今度は、モザンビークからの留学生とお店のマスターをしているGGクラブの人と組んだが、3人とも余り近代日本画に興味がなくて(実は、3人とも廣島晃甫という画家を初めて知った)、ざっと見て回りながら、他の話に花を咲かせていた。目を輝かせて将来の夢を語る留学生の話を聞きながら、こういう若者が途上国の未来を担っていくんだろうなと頼もしく思った。
回顧展のパンフ
午後は、英語でいっぱい話が聞けて(分かりやすく話してくれたので8割方理解できた)楽しかった。集中して学んでいる日本語コースの留学生の日本語の上達の早さを確認した1日でもあった。頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと思った。
帰る前に
文化の森の黄葉
|
0 件のコメント:
コメントを投稿